「トレーニングを早くから始めると、筋肉が付きすぎて身長が伸びないんじゃない？」などと言う人がいます。そんな人には、「トレーニングを早くから始めて筋肉が付きすぎて身長が伸びなかった奴を見たんか？」と言ってやりましょう。確かに早熟な子供は比較的早く大人の体に近づいて、中学生になると身長の伸びが早く止まったりします。これは遺伝であってトレーニングのせいでは有りません。むしろ子供の頃からトレーニングをした方が、成長ホルモンが活発に出ることによって身長は伸びるし、骨や内臓も強くなります。また、やたらバスケットボールやバレーボールをしても背は伸びません。バスケットボールやバレーボールは背の高い人がやっているだけです。サッカーをしても足は短くなりません。重心の低い人が有利なので、足の短い人が目立つだけです。ただし、ここで言うトレーニングとは、やたらトレーニングマシンを使うことでは無く、遊びを含めた全ての運動のことを言っています。木登りや、相撲も立派なトレーニングです。それよりも運動をしていない大人にこそ、「今のままでいいの？年をとったら知らんよ。」と言ってあげましょう。みんな動けなくなってから何が大切か分かるんですね。
