走ると強くなるか弱くなるか

結論から書くと強くなるであろう。野生の動物は走っているからこそ強いのである。陸上の投擲競技やラグビーフォワードでも徹底的に走る。走って弱くなるなら彼らは走らないはずである。しかし走り方にもよるであろう。一般の人は「走る」と言うとジョギングやマラソンを想像するかも知れないがこれは動物には見られない特殊な走りである。ジョギング中の犬や猫を見かけた人はいないはずだ。基本的にダッシュ&ウォークである。マラソンはとても素晴らしいスポーツだが、一般の人はもっと自由に走ったり歩いたりすると良い。特殊な例を挙げるとボディビルダーは走ると筋量が減ると言う意見もある。これは当たっているかもしれない。なぜなら徹底的に走ると体幹部は強くなるが手や足はスラッと細くなる傾向にある。力が弱くなるわけではないが、丸みを帯びたボコッとした形は無くなってしまうのであろう。「走り」というのはジャンプの連続なので、筋肉も大きく揺れる部分は体が邪魔と判断するのではないか。その分「腱」が強くなり対衝撃性が増すはずである。ちなみに最も大きく揺れるのは脂肪である。間違いなく脂肪は減る。それにしてもSの奴、15年も走ってないとは驚きだ。あと10年経ったら健康の為、石田さんと一緒に走ろうね。