肩甲骨腕論

肩甲骨は腕です。これは四足動物の骨格を見れば分かります。四足動物が伏せた状態から立ち上がる時、肩甲骨、上腕骨、前腕骨は、ほぼ直線状に伸びます。これが本来のベンチプレスではないでしょうか。人間の肩甲骨は稼動範囲が狭く退化していますが、動物と全く別の動きをする訳では無く、少ししか動かないだけなのです。二の腕はまさに”2の腕”なのです。1の腕は肩甲骨でしょう。同じ様に骨盤足論が成り立つと思われます。スクワットの本質は跳躍動作であり、骨盤を寝かせた状態から立たせる事でしょう。”1の足”は骨盤でしょうね。前足の大胸筋は、後ろ足の内転筋に相当します。ベンチプレスにおける大胸筋と、スクワットにおける内転筋は二次的に鍛えられる共動補助筋ということになります。
レーニングの参考になれば。